医療機関で治せる病気ばかりではありません。
完治が難しく、進行を遅らせる、緩和させる方法しか取れない病気もあります。
例えば、認知症も進行型で、原因となる病気によって、色々な種類があることを御存知ない人のほうが多いようです。
根本的な治療法が開発されるのを待つ、家族の姿もあります。
根本的な治療が困難な認知症には、アルツハイマー型やレビー小体型があります。
記憶障害が徐々に進行し、仕事の要領が悪くなることや、食事をしたのかどうかが分からなくなる症状は、一般の人も知る内容でしょう。
他にも、幻、いわゆる幻覚や幻視、人物を誤認識してしまったり、動作が鈍くなって転びやすくなります。
調子の良い時、悪い時の変化が非常に大きく、別人ではないのか、こうした家族の声もあります。
しかし、予防や治療ができる、こうした認知症もあります。
原因となる病気を治すのがポイントで、血管性認知症が例です。
脳梗塞やくも膜下出血などの脳卒中が原因のようで、私たちも認知症の予防が必要なのが伺えます。
脳卒中の再発予防にも繋がり、進行を抑制できる治療が進んでいます。